いびきや睡眠時無呼吸症候群の予防として、一般医療機器であるナステントを試してみたい!
でも、挿入するというのが痛くないか?つらくないか?と不安に思ってる方もたくさんいらっしゃると思います。
正直なところ、試してみた方の中にはどうしてもダメだった…という方もいらっしゃいます。
そういった方々は『挿入時の痛み、くしゃみ、違和感がどうしても…』とおっしゃいます。
せっかく勇気を出して試してみたのにこれでは悲しいですね。
何にでも合う・合わないはありますし、慣れの問題もあるので、仕方がないことかとは思いますが、もちろん問題なく継続して使ってる方がほとんどです。
もしかしたら、使い方の問題なだけかもしれません。諦める前に正しい使い方の確認をしてみてくださいね。
目次
ナステントで「痛い」と答えたのは8%
公式サイトで発表がありましたが、初回使用時に「痛みがある」と答えた方は僅か8%、12.5人に1人という割合です。
これを多いとみるか少ないとみるかは個人差がありますが、そもそもナステントには複数のバリエーションがあり、その数24パターンです。
- チューブの長さ(6パターン)
- 右用、左用(2パターン)
- ソフトかハードか(2パターン)
鼻腔の大きさは人によってまちまちなのでこれだけの種類がある訳ですが、おそらく上記の8%に含まれている方には「自分に合っていないタイプを使用していた」可能性もありますね。
現在、公式サイトでは「ナステントの無料モニター」を募集していますので、まずは自分にピッタリとフィットしたナステントを選ぶことから始めると、痛みがなくイビキ予防をできるようになります。
基本的な使い方
他にも「使い方をいまいち理解していない」ことによる痛みもあるかもしれませんね。
まず最初に大切なのは、デリケートな粘膜部分に使うものなので、感染症予防のために手指を石鹸でキレイに洗い、ナステント本体の挿入部分にはなるべく触らないようにするということです。
ナステントはパッケージから出す時には既に潤滑ジェルがついた状態になっています。
そのジェルがついた部分から、ゆっくり挿入し、ノーズクリッパーで鼻柱を挟み、外れないように確実に取り付けます。
適切な位置に装着されていることを確認し、問題なければそのまま休みます。
装着方法はこのように至ってシンプルで、更に素材が柔らかいシリコン製だったり、潤滑ジェルが塗布されていたりなど、様々な工夫もされています。
ナステントのチェックポイント
もし、上記のように正しい使い方をしているハズなのに違和感が強い場合は、装着方法が間違っていたり、サイズなどが合っていない可能性がありますので、以下のことを確認してみてください。
①長さは合っているか?
ナステントは120mm〜145mmまで5mm刻みで6段階の長さがあります。
この長さが自分に合っていないと効果が出ないばかりか、違和感の原因になります。
まずは無料モニターを申し込んで自分にフィットするサイズを選びましょう。
②奥まで挿入しているか?
初めて鼻からチューブを挿す時は、なかなか奥まで挿すことができません。
頑張ってグッと奥まで挿し込んで固定しましょう。
③利き鼻に挿しているか?
ナステントには右用と左用があり、自分で息がしやすい方を選ぶ必要がありますが、選び方は至って簡単です。
片方ずつ指で押さえて何回か呼吸してみて、呼吸がしやすい方を選べばOKです。
④ソフトかハードか
ナステントにはソフトタイプとハードタイプがあります。
ハードを使って違和感が強い場合はソフトに替える、ソフトがダメならハードを試してみるなど、自分に合った方を選ぶのが大切です。
コンタクトレンズみたいなものですね。
番外編
これは効果についてのチェックポイントになりますが、ナステントは鼻からの呼吸をサポートするグッズなので、そもそも口呼吸をしていれば効果は期待できません。
なので、ナステントを装着するだけではなく鼻呼吸を促すことも重要です。
よく口を開けたまま寝ている人がいますが、あれは正に口呼吸をしている証拠です。
これに関しては、口が開かないように別の対策が必要ですが、口に貼る専用のテープが売られていますし、唇が荒れないようならサージカルテープでも大丈夫です。
あとは、もう一歩の勇気
ナステントは慣れてしまえば何ということもないのですが、やはり最初は勇気が要りますし不安だと思います。
基本の使い方とチェックポイントを踏まえて、あともう一歩の勇気を出して、是非トライしてみてください。
いびきを解消して目覚めの良い朝を迎えましょう!